「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023 」 優勝の日本代表メンバー 柴田勇作氏凱旋
『洋菓子のワールドカップ』とも呼ばれる『クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023』が1月下旬、フランス(リヨン)で世界17か国が参加した中で行われ、日本代表チームが8大会ぶり3回目の世界一、金メダルを獲得。
その日本代表メンバーの一人、柴田勇作氏(2005年製菓科卒)が母校である本校へ凱旋されました。
柴田氏は、専門学校生時代、お菓子を作るだけでなく、作品の素晴らしさや国を代表して戦う姿を見聞きし、憧れたことが、コンクールを指すきっかけとなったとのこと。特に外部講師の飴細工に強く感動し、その方にその後の研修、入社と指導を仰ぎ研鑽を積まれました。
クープ・デュ・モンドの予選への参加は今回で3回目、最後の挑戦と決めてのぞまれました。19年から21年の予選までアジア大会の代表として、トップオブパティシエ2019に出場、21年にはイタリアの国際大会にショコラ担当として出場するなど、実績を残し経験を積まれてきたことが、この度の代表としての本大会出場につながったとのことです。
本大会までの期間、他の2人のメンバーと共に準備をしてきましたが、代表の重圧に苦しみ、悩み、足掻き苦しんだ1年でしたとお話をしてくださいました。
この度の功績に対し、専門学校同窓会『香流会』より、賞状と目録が贈呈され、本学園理事長をはじめ、教職員と和やかに懇談をされました。